ヒョウモンガメ
ヒョウモンガメとは
アフリカを代表するリクガメで、甲らの黒い不規則な斑紋がヒョウに似ていることからこの名前がついた。
暑い日中は日陰などで休息しており、早朝、夕方の涼しい時間帯に活発に活動する。卵を一度に5個から30個しか生まないので、年々生息数が減ってきている。
日本でも人気があるが、日本の気候に馴染みにくいことや非常に大きくなることなどから考えると、安易に飼育をするができない種類。
ヒョウモンガメの特徴
背甲はドーム状に盛り上がっており、背甲の地色は黄褐色で幼体時には各甲板には成長線に沿って黒色の斑紋が中心部を囲っている。
成体になると、小さな黒色斑が無数に入るが、この斑紋の入り方は個体差が大きくさまざまである。
繁殖期になると他個体に体当たりしたり、ひっくり返して争う(特にオス同士で顕著だが、オスがメスに交尾を迫る際やメスがオスを拒絶して争うこともある)。
ヒョウモンガメのデータ
目属性 | カメ目 リクガメ科 ヒョウモンガメ属 |
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分布 | アフリカ東部から南部(スーダンとエチオピア南部からアンゴラ、ナミビア、南アフリカ) |
体長 | 50~70cm |
体重 | |
寿命 | 10~30年 |